経験ゼロからの就農 充実のねぎ農家ライフ

内田和寿さん・砂由利さん(茨城県)


就農を支援する2年間の研修を経て専業の小ねぎ農家となった内田さん夫妻。

農業はまったくの未経験でしたが充実したサポート体制のおかげで徐々に不安が取り除かれて

いきました。新しい生活では子供たちとの充実した時間を過ごしています。




未経験での就農

茨城県で20年来、水産加工の仕事を続けてきた和寿さん。冷所での作業が多いことが原因となって体調を崩し、別の仕事に就くことを考えます。

温暖な環境で生活したいという思いから九州への移住を検討し、都内で開催していた就農相談会に参加。そこで話した宇佐市の担当者から「大分味一ねぎトレーニングファーム」という研修制度を紹介されました。


最長で2年間、宇佐市特産の味一ねぎという小ねぎの栽培技術を学ぶ研修で、奥さんの砂由利さんと一緒に体験で2日の短期研修に参加。収穫作業などを見学しました。



和寿さんは当時を振り返り「農業はまったくの未経験だったので、自分にできる自信はありませんでした。

ただ、農家の方が楽しそうに仕事をしていたのが印象に残ったんです」と話します。



不安はありましたが、和寿さんの健康を気遣っていた砂由利さんの後押しもあり、家族で移住し夫婦ともにねぎ農家になることに決めました。






一からの指導

研修では農業未経験者である内田さん夫妻に、JAおおいたの担当者が栽培術を一から指導。実習ではねぎ農家のハウスを訪問し、ノウハウを学びました。


和寿さんは、「JAの方がびっちりついて教えてくれので、段々と不安がなくなりましたね。

また、宇佐の味一ねぎ生産者は30代、40代の若年層が多い。フレンドリーで質問しやすかったし、サポート体制は万全でした」と言います。

研修中は国の補助を受けられるため、子供3人を育てながらも金銭面で苦しむことはなかったそうです。





ねぎ農家の生活

2年の研修を終え、二人三脚で小ねぎの生産に挑戦する覚悟を決めた内田夫妻。敷地とビニールハウスを確保し、順調な一歩を踏み出しましたが、和寿さんは「はじめはきつかった」と漏らします。

「農家の仕事は体力的にしんどくて、仕事が終わると毎日ぐったり。ねぎの出来がいつもいいとは限らず、落ち込むこともあります」と話します。1年のうち360日はハウスに来ていて、丸一日の休みが取りづらいそう。



それでも、働くのは早朝から昼過ぎまでの6~7時間なので、残業が多かった前職と比べて労働時間がずっと減りました。体力的にも数カ月すると慣れ、仕事終わりに子どもと遊ぶ余裕ができたと言います。



和寿さんにどういう人がねぎ農家に向いているか尋ねると、「小ねぎは周年栽培なので収穫時期が決まっている農作物と違い、毎日仕事がある。そのルーティーンに慣れれば大丈夫」と答えました。

また、「味一ねぎの生産部会は新しい人を受け入れる雰囲気がある。若い人にもチャレンジして、味一ねぎを盛り上げてほしい」と話しました。



まったくの未経験でもしっかりとサポートとしてくれる「大分味一ねぎトレーニングファーム」。

就農を考えている方はまず短期研修に参加し、実際に体験してみるのはいかがでしょうか。





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