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バンク物件の特徴
なぜ空き家になるのか?
・最後に住んでいた人は誰か?
・所有者はどこにいる?
・バンクに登録するまでの壁
空き家バンク登録物件と一般の民間中古住宅・賃貸住宅との違いとしては次のようなポイントが挙げられます。
■ 住んでいた当時の家財道具等が残っていることが多い。
■ 生活するのに必要な補修等が未実施の場合が多い。
なぜこのような傾向があるかということについて考えてみたいと思います。
まず、空き家になる前に最後に住んでいたのは誰なのか?ということですが、多くの物件では、高齢の方が一人住まいをされていて、病院・施設に入られたり、亡くなられたりすることで空き家になります。
そして、その方のお子さんが受け継ぐわけですが、お仕事などの都合で宇佐市を離れている方も多く、なかなか片付けなどができないままとなってしまい、住んでいた当初の状態で空き家となってしまうのです。
昨今はコロナの影響もあり、空き家となった家の片付けや管理がなかなかできないという事情もあると思います。
誰も住んでいない空き家は湿気がこもったりすることで傷みも早くなると考えられます。床のたわみや場合によっては雨漏りの発生などに至る場合もあります。
しかし、借り手・買い手が見つかるか不安な方も多く、事前に費用をかけて補修などを行うことが難しい場合が多いです。
以上のような事情で、物が残っていたり、未改修のままとなってしまうことが多くなっています。
そして、家を受け継いだお子さんがすぐにバンクに登録するということにならないのは、心理的な壁もあるのではないでしょうか。
特に自分自身が生まれ育った家だったりすると、なかなかすぐに手を打つ気になれないと思います。
将来空き家になるかもしれない家がある場合は、先々その家をどうしていくか、親御さんが元気なうちにしっかり話し合っておくことも重要なことかもしれませんね。
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